社長あいさつ

平成23 年3 月11 日に東日本を突然襲った大震災。巨大地震、大津波とそれに伴う福島原発事故。
いずれも日本中に未曾有の大打撃を与えました。
被災により亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げます。被災地が、そして被災者の皆様が深い悲しみの中から立ち上がり、復旧・復興へ向けて力を合わせておられる中、東港金属株式会社も義援金をお送りし、また天童支店では、交通網の寸断と燃料が手配できず材料不足に陥った半導体製造装置メーカー様などへ、アルミの板材や棒、伸鋼品等を自社のトラックで輸送を続け、少しでもお役にたてたことを嬉しく思っております。今後とも環境事業の一翼を担う会社として、できる限りのお手伝いをしてゆく覚悟でおります。
被災地が瓦礫等の震災廃棄物に埋まったままで日本の再生は考えられません。一日でも早い処理と、そして復興を、それぞれの立場と協力で遂げねばならないと思っております。
当社はお客様をはじめ多くのステークホルダーの皆様から支えられ、創業109 年という歴史を刻むことが出来ました。心から御礼申し上げます。
また当社は、事業そのものが循環型社会形成に寄与できることを誇りとし、環境方針の重点項目にも取扱商品である産業廃棄物及び金属スクラップ等という大切な資源の入荷量を拡大させることを掲げております。今期は社内処理設備の大きな変更はありませんでしたが、処理工程のチェックと手順の見直し等、無理・無駄を省く改善を重ね、「捨てることは勿体ない、少しでも資源化しよう」の心で取り組みをした結果、お預かりした資源のリサイクル率を一歩向上させることが出来ました。その達成に向けては、環境マネジメントシステム及び情報セキュリティシステムの各体制を軸として、事業活動を推進する上でのリスク改善を図っております。
温暖化の波は、世界の各地で集中豪雨、洪水、寒波、猛暑などの災害をもたらし、それは遠い他国のことではなく、確実に地球上のあらゆる国に負の影響が波及しており、小さな部品一つが供給不足のために世界経済が麻痺することを目の当たりにする毎日です。
東港金属株式会社は、失われていく地上の資源を少しでも有効利用し、循環型社会形成に寄与できる企業となるべく、排出事業者様、行政各位、再生事業者様そして最終処分場の皆様と協力し、産業廃棄物、金属スクラップ等の中間処理を担う、都市型綜合リサイクラーとしての努力を続けて参ります。
